コロナ緊急提言①<医療関係者へ最大限の支援を!>
皆さんこんにちは。衆議院議員の松平浩一です。
コロナ禍で危険と向き合いながらも治療の最前線で働く医療従事者の皆さんに対して、最大限の支援が必要なのはもはや言うまでもありません。ワクチンの優先的接種や、万一感染した場合であっても一定の収入が補償される仕組みなども必要ですが、現場で働く医療従事者の皆さんのそもそもの処遇改善をはかり、離職防止、復職支援こそが必要な段階になっています。
立憲民主党は、新型コロナウイルス対策政府・与野党連絡連絡協議会において、医療従事者の皆さんのために、様々な提言をしてきました。その一部をご紹介します。
これらに限ることなく、医療従事者の皆さんの安心、安全な暮らしのために、引き続き様々な提言を行っていきます。
その第一歩として、第204回通常国会の召集日の1月18日、今国会議員立法第1号として、「コロナ対応医療従事者等慰労金法案」を提出しました。同法案は、医療従事者への20万円(または5万円)を追加給付するものであり、会派を挙げて成立に向けて頑張っているところです。
国会召集日「コロナ対応医療従事者等慰労金法案」を議員立法第1号として提出
慰労金に必要となる2700億円規模の財源については、約19兆円の第3次補正予算のうち、GoToトラベルに回す1.3兆円の5分の1を支援に回すことを提案しています。観光業界への支援が不要という訳ではなく、現時点の状況に鑑みれば、感染拡大を起こす可能性のある施策ではなく、感染拡大を抑制する施策にこそ、予算を使うべきと考えています。
かつてない危機と戦う医療従事者の皆さんの労働環境と待遇がともに悪化しているのをこのまま放置することはできません。医療従事者の方々の「待遇改善」、そしてあわせて、人手不足の解消や心のケアも必要と考えます。
今国会、まずは、「コロナ対応医療従事者等慰労金法案」の成立と慰労金交付の早期実現、それと並行して医療従事者の労働環境、待遇、精神的ケアなど必要な立法・予算措置を実施することに全力を注ぎます。政府に対しては、状況に応じて臨機応変な対応を引き続き求めていきたいと思います。